シェルハブメソッドは新生児~乳幼児の身体的な成長・発達について、様子見にとどまらない「具体的な支援」が可能な点で、日本の現状を踏まえると非常に画期的なメソッドです。
そのため赤ちゃんに関わる有資格者に実際に広がりを見せており、今後も大きな発展が見込まれています。
シェルハブ・メソッドの教師は、フェルデンクライス・メソッド(注)にはない、乳幼児の身体動作の発達に関する知識をもち、母子とともにレッスンを行ないます。また複数の親子を対象とした、グループレッスンを行なうことができます。
保育士
看護師
保健師
助産師
子育て支援NPO関係者
臨床発達心理士
理学療法士
作業療法士
フェルデンクライスメソッド公認指導者
このような有資格者はもちろんのこと、とくに日本ではそれにとどまらず、子育て・児童支援に関わる多くの支援者たちに実践され始めています。
写真はモーシェ・フェルデンクライス博士のレッスン風景
主に感覚運動による学習、自己組織化、身体と感情・感覚・思考の不可分な成熟をテーマとしています。
シェルハブ・メソッドはその成り立ちからフェルデンクライスの基本的な考え方・関わり方の大きな影響を受けています。
開発者のハバ・シェルハブ博士はこのメソッドを、赤ちゃんの成長のプロセスに教師同様、親が一緒に関われるよう、そして親をも支えるように発展させたのです。「子どもの頃の健やかな発達が、その後の人生を豊かにする」ことを目的に、主として乳幼児を対象としています。